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世界糖尿病デーに貢献しましょう

Kevin Jeong 9月 26, 2019

2型糖尿病患者にとっての最大の危険は、この病気にかかっていることに本人が気づいていない場合が珍しくないことです。初期症状は倦怠感、頻尿、かすみ目などですが、ごく軽いため、見過ごされたり他の疾患から来るものだと誤解されたりすることが多いのです。こうした例があまりにも多いため、命の危険がある合併症が起こったことで初めて、糖尿病の診断が下される場合すらあります。

だから2型糖尿病は厄介なのです。しかしライオンズはこうした状況でも世界を変えています。

ウィリアムの場合
ウィリアム・カランジャ・ウォカビさんはケニアのナイロビで小規模な農場を経営していて、自分が糖尿病の家系であることを以前から知っていました。「ですから糖尿病の症状に気づいた時も、驚きはありませんでした」と彼は話します。

ウィリアムは糖尿病にかかっていることを知っていたにもかかわらず、ある日ヤギにえさをやっているうちに、くぎを踏み抜いてしまったことに気づけませんでした。糖尿病の合併症の1つである糖尿病性神経障害のためウィリアムは足の感覚が鈍くなっていて、傷を負ったことに気づかず、足に一生障害が残る、またはより深刻な事態に陥る恐れがありました。

しかしウィリアムは運がよかったのです。

ライオンズはケニアに、国内初の試みである糖尿病治療センターを開設していました。ウィリアムの足の傷が重傷であることが分かると、治療センターのスタッフは彼を急かしてその日のうちに手術に踏み切りました。ウィリアムが手術の費用を払えるかどうかは度外視したのです。

 ウィリアムはこの時のことを次のように振り返りました。「手術が終わった時、思わず『これは驚いた、私の足は切断されずに残っている』と叫びました。本当に心から感謝しています。」

世界を変える力
これは大変な努力の結果です。ライオンズは社会への貢献を今も続けています。2018年、ライオンズは全世界でのべ710万人に対して奉仕を行い、糖尿病関連では、スクリーニング検査や啓発イベントなど3万2000回を超えるイベントを開催しました。それでもまだ、やるべきことは他にもたくさんあります。

世界糖尿病デーは11月14日です。2型糖尿病のスクリーニング検査を100万人が受けられるよう支援するため、私たちは国際糖尿病連合(IDF)と提携しています。ライオンズはどこに住んでいてもプロジェクトを計画し、資金を集めて、私たちの取り組みが、日常的に交流のある地域の人々の暮らしを変えるように、活動を支えています。

皆で力を合わせれば、ウィリアムのような人が2型糖尿病を発症するのを防ぐことができます。啓発によって糖尿病に関する人々の知識のレベルを上げることで、数千万人がこの病気にかかるのを防ぐことができます。私たちが地域社会で行っている支援を継続することで、前糖尿病の状態にある人を回復させることができます。また、人々が健康的な選択を行い、成長するのを支援できます。

力を合わせて、糖尿病との闘いに貢献しましょう。

ライオンズのウェブサイトで世界糖尿病デーのページをチェックして、皆さんの所属クラブや地域社会をより良い方向に変えるためのアイデアを見つけてください。

忘れずに#lionsfightdiabetesのタグを付けて、世界中のライオンズと共に、あなたの奉仕を広く伝えましょう。
 


ケビン・チョンは、ライオンズクラブ国際協会の戦略的広報スペシャリストです。