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インド、デリーで男女平等に取り組む LCIF とパートナー

Ariel Dickson 2月 15, 2018
Delhi
India

It is a shining example of the positive youth development skills Lions Quest has fostered in millions of young people.

残念ながら、世界中の多くの国では女性に対する暴力と不平等が存在しています。世界保健機関(WHO)によると、世界の女性の約35%が何らかの身体的または性的な暴力を経験しています。こうした行為によって、女性は身体的・心理的に大きな苦痛を受けます。世界中の多くの地域では、このような被害を受けた女性が家族や地域社会から阻害されています。仕事を見つけることができないため、自分自身や子供たちが生活する能力が限られてしまいます。さらに、家庭内暴力のある環境で育った子どもたちは、後に暴力を振るうようになったり、受けるようになる傾向があります。この連鎖を終わらせ、問題を克服するには、青少年への教育と自律性の育成が重要です。

ライオンズクラブ国際財団(LCIF)は、ブレークスルー・コミュニケーションズ PL およびインディペンデント・テレビサービス社(ITVS)と協力し、インド、デリーで女性への暴力防止イニシアチブを開始しました。2017年10月10日と11日、国際ガールズ・デーと併せて最初の講習が実施されました。このプロジェクトは、すべての学生にとって健全で安全な学習環境を促進するものです。LCIF はこの複数の組織による共同プロジェクトを立ち上げるための資金として10万ドルを交付しました。
「ドスティ・カ・サファル」(友情の旅)」と題された試験的な介入プログラムは、ニューデリーと周辺地域の2,000人の若者が男女平等意識を高められるように、ライオンズクエストの授業とプログラムを活用して構築されました。カスタマイズされたこのプログラムは、教師が主導するディスカッション、シリーズ化された映画、ライオンズクエストの「スキル練習」モデルを活用し、学んだ建設的な行動を、日々の教室や地域に広げることを目的としています。

「数百万人もの若者を対象に実施されてきたライオンズクエストの健全な青少年育成の輝かしい一例となります」

「ライオンズクラブ国際財団は、変革のパイオニアと協力することを光栄に思っています」と、ボブ・コーリュー LCIF理事長が話します。「このライオンズクエスト・プロジェクトは社会を変え、デリーとその周辺の何千人もの女性や少女の人生に違いをもたらすでしょう。数百万人もの若者を対象に実施されてきたライオンズクエストの健全な青少年育成の輝かしい一例となります」

「このカリキュラムによって、青少年は周囲の支援体制やリソースを利用して差別や暴力を防止し、自分たちと仲間にとってより安全な場所を作り出すことができるようになるでしょう」と、ブレイクスルーにおけるシニアマネージャーのポーリン・ゴメスさんは言います。

インドのエンゲージメントコーディネーター、アビシェク・スリバスタバさんは、カリキュラムをベースとしたこのユニークなプロジェクト開始にあたって、他の組織と提携したことを高く評価しています。

高い目標を達成するために、ライオンズクエストとパートナーは、社会性と情動学習に加えて、家父長的常識や性別への偏見・固定観念を無くすことに関して、地元の9つの学校の教師に試験実施として講習を行いました。参加者全員に、教師用テキスト、学生用テキスト、ビデオ、さらにインドの村で強姦被害を受けた女性がスーパーヒーローになった有名な漫画「Priya's Shakti」のコピーが配布されました。

2017年、ライオンズクラブ国際協会は、国連の持続可能な開発目標に対する国際協会の取り組みをさらに強化するために、国連ウィメン、男女平等・女性のエンパワーメントのための国連機関との覚書に署名しました。

30年以上にわたり、ライオンズクエストは世界中の学校で実例に基づく包括的な社会性・情動学習プログラムを開発・実施してきました。カリキュラムの普及、職能開発、地域社会への関与などを通じて、これまでに1,600万人以上の若者がこのプログラムの恩恵を受けています。インドでのこのプロジェクトは、世界中の青少年へのライオンズの奉仕における新たなステップです。この取り組みは、男性と女性が平等な機会を得て、すべての人々が安全で幸せな生活を送ることを目指す未来に影響を与えるものです。

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