2014年。70年の歴史を持つ、私のサウス・ツーソン・ライオンズクラブにとってのマーケティングにおける課題は、新しいブランドイメージを築くことでした。「世界最大の謎」であることをやめて、街の話題になりたかった。地域社会としっかりつながり、私たちがしている素晴らしいこと、そして私たちの奉仕の道のりに参加する方法をみんなに知ってもらいたかったのです。
私たちはFacebookページを立ち上げ、クラブの活動、青少年マリアッチ(メキシコ音楽)楽団、子供の視力関係事業といった主な事業を絶えず投稿し始めました。
2019年現在、クラブには7,400人のフォロアーがいます。フォロアーになっているのは、地域のマリアッチ楽団、学校、教育委員会、看護師その他地域住民、そして私たちと志を同じくする団体などです。今や地域において私たちのブランドはしっかり確立され、このことが過去3年間で80,000人以上の子供に視力検査を行う上で役立ちました。さらに、新たなサイバークラブまで立ち上げて、去年は21人の新会員を入会させたのです。
どのように行ったのか?Facebookはどう役立ったのか?
クラブのFacebookページが持つ影響力は、三つの簡単なステップで高めることができます。ただし、簡単かもしれませんが、努力する必要もあるということは覚えておきましょう。
ステップ1:魅力的なものにする。
- プロフィールの画像には、魅力的なカバー写真と、正しいサイズのロゴを選びましょう。
- 個人プロフィールを使ってライオンズの活動を宣伝しているクラブ会員も、プロフィールを魅力的なものにしてください。物議をかもすようなものは避けましょう。
- どこでもブランドを持ち運びましょう!写真を撮るときには、ライオンズブランドの服を着た会員、ライオンズのロゴが付いた標識などを含めることで、その場面をクラブと関連付けてください。
ステップ2:質の高いコンテンツを定期的に作成する。
- クラブの活動や行事に参加している人の笑顔を捉えましょう。
- 質の悪い写真を複数投稿するよりは、うまく編集した活動写真を一つ選んで投稿してください。
- 写真にかわいい子供たちが何人いても多すぎるということはありません。ただし、投稿することへの許可を常に必ず得るようにしてください。
- 各投稿には、「誰が、何を、どこで、いつ、どうして」という短い説明を書き込みましょう。あなたのクラブのおかげで、地域がいかに改善されたかを伝えてください。
ステップ3:SNSを活発に行う人になってフォロワーを獲得する。
- クラブの投稿が気に入ってくれた人に、クラブのページに「いいね!」をつけるよう勧めましょう。あなたが管理者権限を持っている場合、投稿に「いいね!」した人のリストをクリックすると、既にクラブのページに「いいね!」した人がわかると共に、まだ「いいね!」していない人を招待するボタンが表示されます。
- 個人的なFacebookの友達にページを「いいね!」するよう招待し、会員にページを「いいね!」するよう勧め、さらに会員の友達にページを「いいね!」してもらうよう勧めましょう。
- 写真が表示される範囲を広げるため、写真に写っている人たちに「タグ付け」してもいいか尋ねてください。その人たちにもフォロアーがいるので、タグ付けするとそのフォロアーもページを見ることができます。
- 地域のパートナーとFacebookでつながり、投稿やイベントの調整を行いましょう。たとえば、私のクラブでは地域の学校で視力検査を実施しています。そして、次の検査、方法、看護師からの手紙の意味、ライオンズクラブから無料で検査を受けたり眼鏡をもらったりする方法などを投稿するため、私たちは学区マーケティング部門や個々の学校のFacebookページ管理者と連携しています。
私たちは奉仕します。Facebookを使えば、そのことを地域社会にちゃんと知ってもらえるのです!
ライオンズSMiLE Facebookグループに参加して、ソーシャルメディアを通じたクラブの会員数や奉仕の拡大についてさらに話し合いましょう。
ライオン・リチャード・スティーブンソンは、サウス・ツーソン・サイバー・ライオンズクラブの会長、そしてライオンズSMiLEチームのメンバーです。引退前は金融業界の重役を勤めていました。2013年、リチャードはライオンになり、2014年にサウス・ツーソン・ライオンズクラブのFacebookページを立ち上げています。さらにリチャードは、視力検査を行い、従来と異なる会員を勧誘するための独立したスペシャルティ支部サイバークラブである、サウス・ツーソン・サイバー支部ライオンズクラブも結成しました。現在の会員数は23人。そのうち女性は87%で、主に学校の医療専門家です。こうした新しい会員を引きつけて勧誘するにあたっては、Facebookが役立ちました。彼はグローバル・ライオンズFacebookグループを運営しています。このグループは、クラブや奉仕を強化する方法について話し合うコミュニティで、2,000人以上のライオンズが参加しています。