7歳のビビアンは、自分に視力障害があることを知りませんでした。一体どうやって知ることができたでしょう?幸いにも、ライオンズのキッズ・サイトUSAの眼科検診で彼女の問題がやっと見つかりました。
皆様はご親切にも、子供たちの健康に気を配り、娘の生活の質を改善してくださいました。本当にありがとうございます
全世界で4万6000のクラブが結成されているライオンズクラブ国際協会は、世界最大級の社会奉仕団体であり、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)はその強力な後ろ盾となっています。140万人を超えるライオンズクラブのメンバーは、最善を尽くして地域の人々を支援しています。また、地域の皆さんも私たちの活動に対して感謝の意を示してくださいます。本ブログの「感謝」シリーズでは、奉仕活動の中で関わってきた人々とライオンズとの実際のふれあいのエピソードを紹介していますが、今回はビビアンの物語を取り上げます。
キッズ・サイトUSAが発見に貢献
コネチカット州ノーガタックの地元ライオンズクラブが、セーレム・エレメンタリー・スクールで無料の眼科検診—キッズ・サイト USA—を主催したのです。定期検診の間に、ライオンズのボランティアたちは、7歳のビビアンの視力にそれまで見逃されていたある問題を発見しました。ビビアンは、これまでよく見えないことに文句を言ったことは一度もありませんでした。視力が弱いことが学業や遊びに影響を与えることはなかったのです。
ライオンズから検査結果を受け取るとすぐに、ビビアンの母親のサラさんは、ビビアンを専門医の眼科検査に連れて行きました。ビビアンは屈折性弱視と診断されました。
屈折性弱視は、片方の目だけが近視または遠視であるにもかかわらず矯正しないことにより、実質的に乱視になることで起こります。もう片方の目にはそうした異常がないため、脳は「良い」方の目から得た情報だけに頼り、異常が起こった方の目から得た不鮮明なイメージは無視します。屈折異常のある方の目については、結果的に脳がそこから得た情報を使わなくなるので、「弱く」なるのです。屈折異常を未矯正のままにすると、乱視が永久的な視力障害につながる場合もあります。
今は物がハッキリ見えます
彼女の視力は処方眼鏡で簡単に矯正できました。今では問題が分かったので、ビビアンの眼科医は彼女の目の健康状態を定期検診で継続的に確認していくでしょう。
「ビビアンの親として大変感謝している気持ちを何とかお伝えしたくて、このメールを書くことにしました。貴財団とコネチカット眼疾患研究財団のお力添えがなければ、娘の診断が下されることはなかったでしょう。おかげさまで娘は必要な眼科治療を受けており、視力は回復しつつあります。皆様はご親切にも、子供たちの健康に気を配り、娘の生活の質を改善してくださいました。本当にありがとうございます。感謝と尊敬の気持ちを込めて サラ・シール」
視力は貴重なものです。毎年、LCIFは資金を提供することによってライオンズに力を与え、世界中の数十万人もの人々が視力に関する問題を発見したり、それに対処したりできるように手助けしています。
キャンペーン100がいかに率先し、世界の感染性の失明根絶、回避可能な失明や視覚障害の削減、そして視覚障害者への奉仕による全体的な生活の質改善に取り組んでいくかについては、lcif.org/campaign100をご覧ください。
ジェイミー・コーニグスフェルドはライオンズクラブ国際財団(LCIF)のマーケティングコンテンツスペシャリストです。