ベトナムのマイ・アム・トゥ・タム孤児院では、子どもたちのニーズを常に最優先しています。ただし、少しでも快適に過ごすための靴すら買う余裕もなく、まして運動用具はぜいたくで、とても手が届かない状況にありました。子どもたちは足を傷つけないために必要な靴を履かせてもらえず、想像力を育てるのに役立つゲームも手に入れられないと聞いた、韓国のハンソ・ライオンズクラブのライオンズは、行動を起こすことにしました。彼らは寄付金を集めて、孤児院の子供たちの人生を変えるために、 LCIFの地区及びクラブシェアリング交付金(DCG)を申請したのです。
孤児院の先生も子どもたちも、願ってもない贈り物がこんなにたくさん届いたと、非常に喜んで感謝してくれました。
ライオンズは、新品の靴、運動用具、学用品、調理器具、95人の子どもたちのための食料品などを携えて、韓国・仁川を出発し、3200km以上離れたベトナム・ホーチミンへ向かいました。
「私たちはこの孤児院を直接訪問し、子どもたちの生活に小さな変化をもたらそうと考えたのです」と、ハンソ・ライオンズクラブのイ・ヒョンジュン会長は話します。「孤児院の先生も子どもたちも、願ってもない贈り物がこんなにたくさん届いたと、非常に喜んで感謝してくれました」
このプロジェクトは、DCGによって実現しました。DCGは、皆さんの所属クラブまたは地区で、地域住民のための人道支援活動を行う場合も申請の条件に該当します。
DCGプログラムを通じて、LCIFへの用途無指定寄付のうち一定割合の額が、クラブ/地区レベルで行われる地域の事業の資金源に変わります。DCGの交付を申請する際には、満たさなければならない条件がありますのでご確認ください。
LCIFはライオンズが自らの地域と世界中で大きな違いをつくるためのサポートをする、交付金提供団体です。LCIFが受け取る資金の大部分は、ライオンズからの寄付です。この寄付金は全額、LCIFの交付金とプログラムのために拠出され、ライオンズの奉仕を支えています。
ビル・ハツォスは、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)の上級デジタルマーケティングスペシャリスト、アンドレア・スモールは、LCIFの上級マーケティングおよびPRスペシャリストです。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界中の地域にさまざまな影響を与えています。私たちがどこにいても安全に奉仕できるようにするため、ライオンズは疾病管理センター、世界保健機関、または地方自治体のガイドラインに従う必要があります。あなたの地域で安全に奉仕するために役立つ情報ページ安全に奉仕するためにをご覧ください。