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インド・ケーララ州の中学2年生がライオンズ国際平和作文コンテスト大賞を受賞

シャウナ・シウダ 2022 年 05 月 19 日
インド・ケーララ州在住のシュレヤ・ゾイさん(13歳)は、ライオンズ国際平和作文コンテストで大賞を受賞しました。

インド・ケーララ州在住のシュレヤ・ゾイさん(13歳)は、世界における平和について、独自のアイディアを持っています。シュレヤさんは、自らの力強い作文を通じて、そのアイデアに命を吹き込み、ライオンズ国際平和作文コンテストで大賞を獲得しました。

シュレヤは作文の中で、世界は一つの家族であるという考えを示しました。

国際会長 ダグラス X. アレキサンダーは次のように話します。「私たちは皆つながっています。若者の視点からの素晴らしい意見から、互いの話に耳を傾ける時間を持つことで平和と国際理解が得られることを、世界がより早く理解できる場合もあります。平和作文コンテストは、もっと思いやりにあふれる平和な世界を実現する方法について力強い考えを持つ、シュレヤのような素晴らしい若者の声を取り上げるものです」。

ライオンズ国際平和作文コンテストは、目の不自由な青少年に平和への思いを表現する機会を与えるもので、世界中のライオンズクラブの主力事業となっています。ライオンズは地元の学校や家族と協力して、このコンテストへの参加に関心があり、恩恵を受ける可能性のある青少年を探し出しています。

「私は視覚に障害がありますが、大人になったら医者になりたいです」とシュレヤさんは話します。「私のような視覚障がい者に対しては、痛みに目を向けるのではなく、進歩に目を向けてほしいです。難しいかもしれませんが、不可能ではありません」。

この大賞受賞作文「私たちはみんなつながっている」は、独創性、構成力の高さ、そして今年のテーマ「私たちはみんなつながっている」を見事に描写したその表現力によって選ばれました。マナシー・アグリシティ・ライオンズクラブが、地元でのコンテストをスポンサーし、この8年生に世界的なイベントへの参加、そして彼女の平和への言葉を世界に共有する機会を提供しました。

マナシー・アグリシティ・ライオンズクラブのP・V・スレンドラナド会長は次のように語ります。「国と国との距離が日々狭まる中、ヨーロッパとそれ以外の世界の国々との間の紛争に皆が心を痛めている現在、平和作文コンテストを開催するという考えは、非常に有意義です。私たちはシュレヤの偉業の一端を担うことができて天にも昇る気持ちです。シュレヤとその家族も含めて皆が、この歴史的な偉業を喜んでいます。彼女の考えは刺激的で、未来を形作るのは若者だという、その世界観は心に響きます」。

シュレヤは作文の中で、世界は一つの家族であるという考えを示しました。民族が違っても文化が違っても、宗教が違っても、私たちは皆、愛と幸福に値する人間なのです。続いてシュレヤは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックを取り上げ、世界的な危機の中で、人々は大きな必要性に迫られ、互いに助け合うことができたと述べています。最後に彼女は、私たちはパンデミックから学んだ教訓を忘れずに、真の意味でつながり合い、互いに支え合っていることを認識する必要があると主張します。

シュレヤは次のように話します。「平和作文は重要なものです。人間は集団でこそ生き残ることができるということを他の人が理解するのに役立つかもしれないからです。私たちは互いにつながっていて、他人の優しさに頼りながら生きているのです。最近のパンデミックから、誰も独りきりでは生きていけないという教訓を私たちは得ました」。

先日米国ニューヨークで開催された国連ライオンズ・デーのイベントにおいて、シュレヤが大賞を受賞したことが正式に発表され、彼女はそこでビデオメッセージによりスピーチを行いました。大賞受賞者であるシュレヤさんは表彰式に招待され、賞金の現金5,000米ドルと記念品が贈られる予定です。コンテストの詳細や彼女の受賞作品は、ライオンズクラブ国際協会のウェブサイトからご覧ください。


シャウナ・シウダはライオンズクラブ国際協会のメディア広報上級スペシャリストです。

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