今月初めに、日本の九州から中部地方にかけて歴史的な豪雨とそれに続く過酷な水害が襲いました。被害は各所に広がりましたが、熊本県と福岡県の一部が最も深刻な被害を受けています。この地域ではわずか6時間に15インチ(約40㎝)を超える雨が降り、危険な増水と地滑りなどの被害をもたらしました。九州全体で、人口の4分の1にあたる300万世帯に避難勧告が出され、今でも多くの方々が自宅に戻ることが出来ず苦しい環境に置かれています。
このように深刻な人道的危機が発生したとき、私たちライオンズは支援に立ち上がります。そして、ライオンズの支援をともに支えるのが、私たちの公式グローバル財団であるLCIF(ライオンズクラブ国際財団)です。
LCIFは、日本ライオンズの支援のパートナーとして、突然日々の生活が困難になった子供たち、家族、コミュニティが安全に暮らすための緊急なニーズに対応するため、先ごろ10万ドルをこの災害支援のために交付しました。 しかし、この水害による大変な困難に加えて、新型コロナウィルス蔓延危機がさらに被災地の状況を難しくしています。
皆様の支援が必要です。皆様からの寄付により、LCIFは7月豪雨被災地への支援と人々への希望を届け、またこれから確実に起こりうる自然災害の際にも支援を行うことが可能となるのです。
皆様の思いやりと、暮らしの再建を支援するLCIFへのご支援に感謝いたします。
ジュンヨル・チョイ
国際会長
グドラン・イングヴァドター
LCIF理事長