今はシーダーラピッズ・ヌーン・ライオンズクラブに所属しているアーロン・ホーンは、8歳だった息子のイーライを小児がんで亡くしました。やがて彼は、「Beat Cancer」(がんに打ち克つ)という団体の創設に加わり、小児がんと日々向き合うことから生じる精神的ストレスや経済的負担に直面している、地元の家族を支援するようになりました。
Beat Cancerを通じて、ライオンズから例会での講演を依頼されたことがきっかけで、ライオン ホーンにはライオンズとのつながりができました。そこから彼はライオンズに入会し、やがて州大会で講演するようになりました。ライオン ホーンは米国/カナダ・リーダーシップ・フォーラムに招かれ、ライオンズのグローバル重点分野の1つである小児がんについての講演を行いました。講演のために招待されて訪れたどのクラブでも、「あなたのような人を支援するにはどうすればいいですか?」という質問を彼は受けました。
現在ライオン ホーンは、所属地区の小児がん委員長を務めています。
小児がんとの闘いに加わろうとしているライオンズ会員や地域の人々のためのアドバイスを以下に紹介します。
小さなことでも支援しよう
何をどう支援してほしいのか、人に伝えることがなかなかうまくできない場合もあります。ささいなことでも、とても大きな助けになります。たとえば入院で家を留守にする間にその人の庭の芝生を刈ることや、食事やガソリンカードを差し入れること、子どもたちのためにおもちゃを贈ったり一緒に遊ぶ時間を作ったりして、子どもたちに楽しい時間を過ごしてもらったりすることなどです。
地域の小児がん関連団体と連携しよう
あなたの地域で、すでに家族と関わって活動している団体を探してください。そして次のように声をかけてみましょう。皆さんを支援するにはどうすればいいですか?何が必要ですか? ボランティアの人ですか? お金ですか? それとも場所ですか?と。どの団体も、あなたの問いかけに答えてくれるでしょう。団体のスタッフは、その組織の成長や、家族の支援のために何が必要かを承知しているのに、それを実現するための資金や人材が不足している場合があるからです。ライオンズクラブがボランティアの人材と、地域社会で資金を調達する力を団体に提供すれば、強力なチームとなります。
lionsclubs.org/childhoodcancerから資料をダウンロードしてください。
小児がんのウェブページで、 小児がん関連の奉仕事業案やイベントプランナーの一覧をダウンロードできます。これらの資料で、小児がんを支援するための募金活動を計画する方法を、手順に沿って説明しています。
また、ライオンズ国際財団(LCIF)の小児がん交付金を申請することもできます。
小児がん関連のリソースには次のようなものがあります。
ライオン アーロン・ホーンの体験について、またシーダーラピッズ・ヌーン・ライオンズクラブが進めている、地域の家族への支援の詳細については、以下のビデオをご覧ください。
ジャッキー・マッケンジーは、ライオンズクラブ国際協会のソーシャルメディア及びコミュニティ課長です。
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