世界糖尿病デーは11月14日です。2型糖尿病のスクリーニング検査を100万人が受けられるよう支援するため、私たちは国際糖尿病連合（IDF）と提携しています。さらに私たちのクラブは、地域社会で、職場で、そしてさまざまな学校のキャンパスにおいてさえも日々多彩な活動を展開し、糖尿病対策に貢献しています。
2019年1月に結成されたミネソタ大学ダルース・キャンパス・ライオンズクラブはミネソタ州の凍てつく寒さにもひるむことなく地元への奉仕活動に取り組みました。クラブ奉仕委員長のライオン シドニー・ハーマセンは、ライオンズクラブ国際協会の奉仕事業部およびグローバル・アクション・チーム（GAT）と協力し、クラブ初の奉仕事業に向けて役立つリソースの獲得に努めました。クラブ初の奉仕事業についてハーマセン委員長に伺いました。
あなたのクラブは最初の奉仕事業をどのように決めましたか？
比較的小さなキャンパス・ライオンズグループとして、ダルース・ライオンズクラブから多大なご支援をいただきました。特にグローバル奉仕チーム（GST）コーディネーターのライオン ラリー・ウィナーが、私たちのクラブの成功に重要な役割を果たしてくださいました。ライオン ウィナーからは、5つのグローバル重点分野と糖尿病ミニ交付金に関する情報を教えていただきました。さらにライオン ウィナーに lionsclubs.org に掲載されている奉仕ツールキットを紹介していただいたことで、地元のニーズを把握してそのニーズに合った奉仕事業を計画することができました。
学校のための糖尿病バックパック・プログラムはユニークなアイデアですが、どのようにして思い付きましたか？
奉仕事業としてこれは確かにユニークな案で、1,000ドルの交付金の活用方法としては他とは異なる方法で地域に奉仕することができました。私たちは新しいクラブなので、GATネットワークとの連携が将来的に最善の方法だと思いました。
大学生である私たちは自分の地域に貢献する最善の方法がわからないことがありますが、地域のニーズを明らかにして将来の奉仕事業の方向性を決める上で「クラブおよび地域社会奉仕ニーズ調査」 が優れたツールであることをラリーさんから教えていただきました。最終的に、糖尿病ミニ交付金プログラムが私たちの奉仕目標である「聖ルカ病院のニーズに応えて、子供たちに糖尿病に関する情報の本を提供する」ことに最適であると判断しました。
あなたのクラブの学生は聖ルカ病院と協力していますが、ミネソタ大学の学生がクラブを結成した動機は何ですか？
大学のキャンパスには、他にも多くの団体があるため、地域社会の奉仕に関心のある学生を見つけるのが困難です。キャンパスクラブに参加している友人の中には、主に大学院進学に役立つからという理由でボランティアをしているグループに興味を持っている場合があることに私たちは気づきました。いったんクラブに入ったら、このような学生を地域への奉仕に即座に参加させ、地域社会に奉仕しながら彼らの関心と将来の目標を満たせるように lionsclubs.org のリソースを活用して、奉仕したいという気持ちを育むことが私たちの目標です。
他のキャンパス・ライオンズクラブに、新しい奉仕の方法についてどのようなアドバイスをしますか。
私は、大学生が子供たちの支援に関係のある活動を楽しみながら行ってくれることを学びました。クリスマスシーズンに生活困窮世帯を支援することに取り組みましたし、動物園で子供たちのためにボランティア活動をしました。今は糖尿病の子供たちのための学用品を詰めたバックパックを用意することに取り組んでいます。私は、キャンパス・ライオンズクラブが、さまざまな奉仕活動を行う多様なグループを支持し、地域社会とつながり、地域のニーズを明らかにすることを奨励します。クラブおよび地域社会奉仕ニーズ調査は、クラブが自らの強みやモチベーションを評価し、課題を特定して最大限のインパクトをもたらすために、キャンパスクラブになくてはならないものです。
「クラブおよび地域社会奉仕ニーズ調査」および他のツールについて、lionsclubs.orgをご覧いただき、今すぐご自分のクラブの奉仕のインパクトを高めてください。
ライオンズクラブのウェブサイトで世界糖尿病デーをご覧ください。奉仕事業プランナーをダウンロードして、所属クラブでの次の奉仕事業により、糖尿病対策に貢献しましょう。
忘れずに#lionsfightdiabetesのタグを付けて、世界中のライオンズと共に、あなたの奉仕を広く伝えましょう。
リチャード・カスティーヨは、ライオンズクラブ国際協会のグローバル・アクション・チーム・スペシャリストでウィンディシティ・ライオンズクラブの会員です。
