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いつでも奉仕を、これがライオンズ流

Lion Anna Skinner 2019 年 01 月 02 日

私の家族は皆、自然に奉仕活動に携わっています。母はライオンで、ライオンズの素晴らしい方たちが世界各地でどのような奉仕をされているかをよく話してくれました。ですから、インディアナ州のウェストフィールド・ライオンズクラブが、その下部組織である学生対象のレオクラブを私の学校で発足させたとき、これは私が地域に奉仕する、またとない機会だと私は思いました。レオクラブが結成されたとき、私はウェストフィールド高校の2年生だったのですぐに加入し、翌年にはレオクラブ会長に立候補してその役割を務めました。

ちょうど2年生になった頃から、私はメガネやコンタクトレンズを使わなければならなくなったので、ライオンズクラブが失明者や視覚障害者を支援しているという事実は、私にとって特に印象深かったのです。奉仕がしたいと願っていた私が全力で取り組める活動をついに見つけたと思いました。

私たちは、楽しくかつユニークな資金集めのイベントにクラブとして何度か参加しました。例えば、毎年恒例の「ブライアンの三輪車レース」です。かなり大きい三輪車に乗って走るレースで、インディアナ視覚障害者学校(ISBVI)の運営資金を集める目的で開催されています。私たちもチームで出場し、アスリートとしての力試しをしました。自分たちの頑張りによってポジティブなインパクトを人々に与えたことを、その場で実感できるのはいい気分です。クラブのメンバー全員で話し合い、奉仕活動を計画し実行していくことで、私は大いに刺激を受けました。皆で一丸となって、奉仕という使命に取り組みました。

私たちのレオクラブは、ウェストフィールド・ライオンズクラブと直接つながっている点が素晴らしいと、当時私は思いました。ライオンズの皆さんは私たちの意見に耳を傾けて、私たちが家族の一員であるかのように接してくれました。親切心あふれる大人と若者が、人々の暮らしを向上させるという共通の目標に向かって、全員で力を合わせて取り組むというのは本当にすごいことです。

若者たちは恩返しをするのが大好きです。彼らは…素晴らしい発想で、何事にも情熱をもって取り組みます

また、レオのプログラムに参加した経験は、その先の私の人生で起こった出来事に対処するに当たり、いろいろな局面で役立ちました。レオクラブ会長としての活動を通して、私はリーダーシップとプロジェクト管理という貴重なスキルを身に付け、他人と協力しながら物事を進める方法を学び、素晴らしい人々にお目にかかる機会を得ました。非常に充実した1年だったと思います。

私の「奉仕の道のり」は続く

その5年後の2016年、大学を卒業した私は故郷のウェストフィールドに戻り、憧れていた職に就いて、自分の居場所を築き始めました。人生を自分なりに正しく歩んでいるという手応えを感じる一方、何かが足りないという思いも抱いていました。私は人が好きで、人助けも大好きです。私は、自分が暮らす地域の人々に何か恩返しがしたいと願っていました。そのためにはどこに行けばいいか、私には分かっていました。ウェストフィールド・ライオンズクラブです。ライオンズクラブは私を温かく迎え入れてくれたので、私は当地のレオクラブ出身のライオン第一号となりました。

クラブの仲間と一緒に奉仕活動に携わることを私は誇りに思います。ところで、クラブに加入したことが、これほど短期間で私の人生に影響するとは、全く思っていませんでした。昨年の冬、クラブ加入初年度の奉仕活動が評価され、私はロイ・O・ハドリー年間最優秀ライオン賞を頂きました。私は女性初の受賞者で、とても光栄です。2018年7月、私は所属クラブで女性初の役員に任命され、第2副会長の職務に就く予定です。

Skinner receives the Lion of the Year award from the Westfield Lions Club Secretary Jeff Larrison.

私がウェストフィールド・ライオンズクラブに加入して、たった2年しか経っていませんが、地域への奉仕活動、新しい友人との出会い、驚くような体験などでずっと多忙です。仲間のライオンズの皆さんは、私がクラブに加入してから現在に至るまで、知恵とユーモアと奉仕に対する情熱を私に伝えてくださっています。仲間が私を第2副会長として信頼してくださることについて、私は恐縮していますが、また同時に、私たちのクラブの将来を考えると、非常に興奮します。

どのクラブに所属するライオンズの皆さんにも申し上げたいのですが、ご自分のクラブの「奉仕の道のり」に、若い人たちを巻き込むことをお勧めします。21世紀にふさわしい奉仕の道を開く、新鮮な視点と斬新な発想がクラブにもたらされるのですから、これは大事なことです。若者たちは恩返しをするのが大好きです。彼らは活力にあふれていますし、素晴らしい発想で、何事にも情熱をもって取り組みます。

私たちはライオンズとして、地域の中でリーダーとなる人材を育成しています。リーダーシップは現在そしてこれからの時代に、かけがえのないものとして重視されています。ウェストフィールド・ライオンズクラブを通して自分が暮らす地域に恩返しができる私は、とても恵まれていると感じています。

レオ・ライオンについて詳しく知りましょう!

アナ・スキナーは現在ライオンで、インディアナ州中部の地域向け新聞「Current Publishing」の編集長でもあります。

本稿は2018年に同紙に掲載された記事を基に、同紙の許諾を受けて一部を抜粋し、再構成したものです。