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LCIFと世界糖尿病連合:持ち運び可能な検査機器の導入で人々への情報提供とケアを改善

ジェイミー・コーニグスフェルド 2019 年 12 月 05 日

糖尿病との闘い

ライオンズクラブ国際財団(LCIF)と世界糖尿病連合(WDF)は力を合わせて、全世界で流行の勢いが衰えない糖尿病との闘いを継続しています。「早期予防の促進と糖尿病合併症の管理の改善」は、糖尿病と糖尿病性網膜症へのケアを行う包括的なプロジェクトで、ヨーロッパの南東部にあるジョージアという国の6つの地域にわたって展開されています。2年半に渡るこの活動の資金はWDFとLCIFが共同で負担し、さらには地元支援者も現物寄付によってこの取り組みを支えています。LCIFとWDFは誇りを持ってこのプロジェクトを進めており、どちらも21万5000米ドルずつ出資しています。

無料検査の実施が大きな役割を果たす

各地で地元のライオンズやパートナーからの協力により、このプロジェクトでは治療センターを開設する見込みが立ちました。同センターは、糖尿病や糖尿病性網膜症の診断と治療を目的としていますが、視力検査や足の糖尿病性壊疽の治療も行います。ポータブルの糖尿病検査機器を活用することで、センターから遠く離れたジョージア国内の人口の少ない地域でも検査が可能になります。同センターでのスクリーニング検査は無料で受けることができます。また、社会的弱者と呼ばれる人々に関しては、糖尿病の合併症の治療も無料で受けられます。

Diabetes screening

予防を目的とした連携

「WDFは全世界レベルと地域レベルの両方で、糖尿病患者と糖尿病のリスクに直面している人々をどちらも支援するパートナーシップを構築しています」と、WDFの専務理事を務めるレイフ・フェンガー・イェンセン氏は話します。「私たちの目標は、より多くの人に治療を受けてもらうことと、糖尿病の合併症を予防することです。特に社会的弱者と貧困層の人々へのケアに力を入れたいと考えています。

私たちとLCIFとの連携は、世界的な基盤を持つ2つの組織が協力し、持てる資源を提供し合うことで何ができるのかがよく分かる、最も顕著な例です。現在私たちはジョージアで、地域主導で進められているプロジェクトを支援しています。糖尿病に対するケアを改善し、糖尿病の合併症である糖尿病性網膜症のつらさを和らげるプロジェクトです」

糖尿病の世界的な流行と闘うライオンズをLCIFがどのように支えているかの詳細は、lionsclubs.org/campaign100.からご覧いただけます。


ジェイミー・コーニグスフェルドはライオンズクラブ国際財団(LCIF)のマーケティングコンテンツスペシャリストです。