災害援助資金へ寄付することによって、地震や他の自然災害で被災した家族や地域を支援することができます。

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ブルサ・コーザ・ライオンズクラブが「思いやりは大切なこと」奉仕アワードを受賞

エレナ・マクナブ 2024 年 03 月 27 日

2月6日にトルコで壊滅的な地震が発生した後、ブルサ・コーザ・ライオンズクラブは、この災害が特に子供たちの教育に長期的な影響を与えたことに目を留めました。水や食料、衛生用品などの生活必需品が多く出入りし、生活必需品の配布に手を貸す中で、ブルサ・コーザのライオンズは、他に支援の余地はないかと考えました。それまで行ってきた奉仕事業や青少年のための取り組みに照らし、引き続き青少年のために何かをすべきだと感じたのです。以下は、この事業とその影響に関するクラブの考えです。

Q:クラブでこの奉仕事業を企画した動機は何でしたか?地域できっかけとなるような具体的な出来事やニーズがありましたか?

A: 私たちの最初の事業「子どもたちに世界を与えよう」は、被災した子どもたちのためにブルサ・コーザ・ライオンズクラブが始めたものです。トルコの大半と同様、私たちのクラブも2023年2月6日の朝に発生した地震とその被害の規模にショックを受けました。しかし、1999年のギョルジュク地震での経験のおかげで、私たちは迅速に事業を進めることができました。ライオンズは、食料、衣類、飲み物などの緊急の必需品を直ちに地域に届けました。私たちのクラブは、被災地の生産者を通じて、1,000人にスープ、毛布、マフラー、ニット帽、手袋を提供しましたが、物資の提供だけでなく、被災した子供たちのためにできることがもっとあるはずだと考えました。

Q:事業の企画に手を貸してくれたのは誰でしたか?他の組織やクラブが関与していましたか?地域住民の参加は?

A: 私たちは、質、耐久性、価格のすべてにおいてベストなコンテナ製造会社を探し、最終的に建築デザイナーのネヒール・オズベイに出会いました。子どもたちが安全に学び遊べるスペースの必要性を考慮し、オズベイ氏が作った仮設コンテナ一つを購入することにしました。結果的に、地域の人々から多くの関心と感謝を集め、さらに四つのコンテナを購入することができました。これは、会員と家族の寄付によって実現しました。

MiniKoコンテナの中で学ぶ子供たち

MiniKoコンテナの中で学ぶ子供たち

Q:地域社会におけるこの具体的な問題に、奉仕事業を通じて取り組む必要があると感じたのはいつですか?

A: 私たちは、特に地域の人々に避難場所を提供するという面で、より持続可能な奉仕事業が地域社会で長い間実施されるべきであると考えました。今回でいえば、118複合地区およびブルサ・ニリュフェル自治体と協力して、ハタイにテント村、アディヤマンにMiniKoコンテナを長期間保管できるコンテナ村を立ち上げることを決めました。

Q:あなたのクラブでは、どのように奉仕事業を企画しましたか?ライオンズの情報資料や外部の資料を使用しましたか?

A: 式典の企画とコンテナの準備を終えた後、寄贈した四つのコンテナのうち二つは、一つはハタイ万博の際に設営されたメルシン都市自治体ライオンズ災害村に、もう一つはハタイ・サマンダエに設立されたブルサ・ニリュフェル自治体コンテナ村に届けられました。他の二つのコンテナは、アディヤマンに設立されたライオンズ・コンテナ村に送られました。

ブルサ・ニリュフェル自治体が、被災地の各地域に四つのコンテナを届ける支援をしてくれました。その効果的な使用を確実にするために、MiniKoコンテナに内部講師を任命することができました。また、アンタキヤ教育総局が、幼稚園の教師を交代で被災村に派遣してくれました。ライオンズ・インターナショナルの児童ファースト・プログラムで長年培った知識を活かして、地震発生地域の子供たちに手を差し伸べることができたことを嬉しく思います。

MiniKoコンテナの建設

MiniKoコンテナの建設

Q:奉仕事業の成果はどんなものでしたか?あなたのクラブは、取り組むべき問題の解決に貢献できましたか?

A: 会員と寄付者の支援を受けて完成した四つのMiniKoコンテナは、子供たちの心に喜びを与えています。私たちはこの事業を通じ、自然災害にあってもライオンズが迅速かつ効果的に活動できるのだという良い例を示すことで、ライオンズのブランド推進に貢献できたと考えています。これは通常の活動と並行して行われた事業です。今後もMiniKoコンテナを支援し、必要な用品を提供するとともに、ライオンズブランドを知っていただけるよう尽力します。

さらに、私たちは地震の被害を受けた子供たちを笑顔にし続けます。今後は、より多くのコンテナを被災地に届けることを目指し、この災害援助と青少年支援の分野を引き続きクラブの中心に据えていきます。

2022~23年度「思いやりは大切なこと」奉仕アワード受賞者の詳細については、協会ウェブサイトをご覧ください。


エレナ・マクナブはライオンズ・インターナショナルのプログラム企画スペシャリストです。