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インドネシアの子供たちをはしかや風疹から守るライオンズ

ジェイミー・コーニグスフェルド 2017 年 11 月 15 日
Indonesia

We will make this world a safer place for our children.

「私たちは、世界を子どもたちが安心して暮らせる場所にします」と、はしかや風疹からインドネシアの子どもたちを守るライオンズの取り組みの成果に自信をにじませたジョノ・ケスモ協議会議長は宣言します。

インドネシアでははしかと風疹のウイルスの両方が流行しており、毎年数千件の発症が報告されています。はしかは命を脅かす可能性があるウイルスで、脳への損傷や聴覚障害、失明に至ることもあります。風疹は、流産や出生異常を引き起こす可能性があります。

当然ながら、ライオンズは毎年数千人もの子供たちがこれらの病気と診断されているのを見過ごすことはできません。ライオンズクラブ国際財団(LCIF)からの資金援助を得て、インドネシアの複合地区307のライオンズは、インドネシア政府および Gavi ワクチンアライアンスと共に、はしかと風疹(MR)予防接種キャンペーンを実施しました。

2年間のキャンペーンの目的は、インドネシアの子供の少なくとも95%にあたる約7,000万人に、はしかと風疹の予防接種をすることです。キャンペーン終了後は、インドネシア政府が国内の定期予防接種制度で、はしかワクチンをMR混合ワクチンに置換します。政府は、2020年までにインドネシアからはしかと風疹を根絶することを目指しています。

この高い目標の達成に向けて、キャンペーンは2つの段階で実施されています。第1段階は、8月と9月にジャワ島の6つの州で行われました。すべての学校でワクチン接種日が設けられ、6〜15歳の子供にワクチン接種が行われました。このキャンペーンは、地域の診療所や病院、コミュニティセンターにも拡大され、9カ月から6才までの未就学児童にも実施されました。第2段階としては、2018年にジャワ島以外の28の州の子どもたちに予防接種が行われます。

MR キャンペーンに取り組むケスモ議長は、予防接種に対する意識を高め、参加を促す上で地元ライオンズが直面するいくつかの課題について次のように話します。「一部の学校や保護者が、予防接種に関するあまりにも多くの俗説や誤った情報を信じていることに驚きました」命を救う MR 予防接種を推進するために、ライオンズはソーシャルメディアやウェブサイト、ラジオ、セミナーをはじめとするさまざまな種類の活動を通じて学校や保護者に働きかけています、とケスモ議長。また、ライオンズは学校、宗教指導者、地方自治体への訪問も行っています。

MR ワクチンは、インドネシアの多くの地域で生活を脅かし命を危険にさらす可能性がある感染症から子供たちを守ります。LCIF とライオンズは、すべての子どもが MR ワクチン接種を受ける機会を得られるように、引き続き協力します。

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