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ライオンの指導者向けセミナーでレオと若手ライオンが声を届ける

Lion Michelle Anderson 2019 年 03 月 07 日

レオと若手ライオンは、単なる「奉仕の未来」をはるかに超える存在です。彼らは、今日のボランティアであり、奉仕のリーダーです。昨年6月にライオンズ国際大会開催地の米国ネバダ州ラスベガスで行われた、世界中の副地区ガバナー(VDG)を対象とした指導力育成イベントで、若手の声を確実に届けるため、27人の若者が、ライオンズ講師陣とパートナーを組むべく招待されました。 

今回の経験は......世界中に友人ができてネットワークを構築することもできましたし、私の大好きな活動に携わり、レオとして活動することが私にとってどれほど大切かをアピールする機会にもなりました。

「私たちの未来:レオと若手ライオン」と題したセッションで、世代を超えた関係を構築することに関して考察し、若手との素晴らしいネットワークを構築することの利点と重要性に向き合いました。その結果、奉仕の体制がより強固なものになりました。世界中から集まったレオと若手ライオンが、700人を超すライオン指導者たちの観衆の前で、アイデアを共有し、リーダーシップを発揮し、奉仕の世界で大きなことを成し遂げている様子を披露する機会を実現させました。 

このセッションに参加した、以下の若者4人が、この経験から得たことや、ライオンズ国際協会の将来にどのような影響を及ぼすかについて振り返りました。

  • レオ カロライン・フェレイラ(ブラジル) 
  • ライオン オトマー・フェッツ(オーストリア)
  • レオ マルコ・グスマン・ロメロ(ペルー)
  • ライオン シャヘンダ・レファト(エジプト)

副地区ガバナー(VDG)向けの指導力育成イベントで若手がセッションの進行役に加わることをどう思いますか?  

レオ カロライン・フェレイラ:名案だったと思います。この組織で、また、ライオン指導者の中でも主だった方が集まったこの場の中で、私の意見が尊重されていると感じました。レオや若手ライオンズなら、こんな集まりに出席して自分の意見を話す機会を持てない人がほとんどでしょう。レオたちの奉仕の様子を話し、最高のコミュニケーションを図る機会を頂けてよかったと思います。VDGの皆さんから投げかけられた質問の中に、本当に鋭いものがいくつかありました。例えば、若手が率直に話せる雰囲気を作るために、VDGの方々はどうすればいいのか、所属地区でレオの新規会員を増やすにはどうすればいいのか、奉仕という私たちの使命を実現するために、お互いにどう協力すればいいのか、などです。 

ライオンズ国際協会にとって、若手の会員を大会に招くことはどれほど重要ですか?

レオ マルコ・グスマン・ロメロ:この組織にとって非常に大事なことです。若手会員にとっては、その視点からの意見や、若手が直面している現実について、ライオン指導者の皆さんに伝える機会となりますから。地区ガバナーが若手との協力を積極的に行い、そのシナジー効果を生み出すために既存の枠組みの中で変えなければならないものを明らかにするのに役立ちます。仕事をする上での良好な関係を一緒に築いていけば、ライオンズの皆さんに対しても貢献できます。われわれ若手は、奉仕を時代の流れに合わせたものに変える準備を進めているからです。 
 

Leos and Lions share ideas in Las Vegas

セッションに参加した中で、特に印象に残った瞬間はありましたか?

レオ カロライン・フェレイラ:はい、2回ほどありました。最初のものは、VDGの皆さんがレオとの関係を改善する方法を私に質問した時です。この時私は、ブラジルとポルトガルの指導者たちは本気で私たち若者と力を合わせて、私たちの地域への奉仕の内容を改善したいのだと気づきました。2番目の瞬間は、ロールプレイングの実習の最中でした。ライオンズの皆さんは、このアクティビティにとても熱心な態度で取り組んでおられました。若い人とのコミュニケーションの取り方をどうしても改善したいからとおっしゃる方もいたほどです。また別の方ですが、その方の周りで今後起こりそうな状況をいくつか挙げて、それに対する私の意見を求められる、ということもありました。この2つの瞬間が特に心に残っています。私たち全員が力を合わせることができれば、もっと多くのことを成し遂げられると、VDGの皆さんが考えておられることが分かったからです。

セッションに参加したのがきっかけで、人間関係の面で大きな変化がありましたか? 

ライオン シャヘンダ・レファト:私が担当させていただいたグループのほとんどのVDGの方が、私をFacebookの友達に加えてくださいました。以来ソーシャルメディア上で励ましてくださったり、奉仕活動に関する私の投稿に対してコメントをくださったりします。

VDGたちとの関係を確立したことで、あなたの活動はどのように変わっていますか?

ライオン オトマー・フェッツ:副地区ガバナーの方たちとの関係を築く、よい機会になりました。私の国では、このセッションを世代間コラボレーションのキックオフミーティングと位置付け、活用しています。私はレオクラブのアドバイザーとゾーン・チェアパーソンを兼任しているので、ガバナーの皆さんとは、地区キャビネット会議で定期的に会うことでしょう。このセミナーに参加したことで、ライオン指導者の皆さんにお目にかかって、われわれ若手が重視していることを伝える機会ができました。またとない機会を得たことは、今後のクラブ所属会員、クラブ全体、そして何より奉仕を受ける人々にとっても、利益になります。
 

Leos present to Lions in Las Vegas

セッションに参加したことで、あなた自身にどのような変化がありましたか?

ライオン シャヘンダ・レファト:何度もプレゼンテーションを披露したことで自信がつきましたし、所属クラブで取り組んでいるプロジェクトを完了させたいという意欲が高まりました。 

セッションへの参加後、あなたが所属するクラブ、地区、複合地区では何が変わりましたか?

ライオン オトマー・フェッツ:所属地区の地区ガバナーは、若手、特にレオの皆さんとの協力の重要性をよく理解しています。ラスベガスでお会いして以来、お互いのことを知り合うための時間を作り、また、いろいろな話題について話し合っています。全体として、VDGの皆さんがわれわれ若手のことを以前より尊重してくれるようになったと思うので、われわれがライオンズに対して価値を与え、貢献しているという実感があります。 

今回学んだこと、またはこの経験から得たことと関連する、今後の展開の目標は何ですか? 

レオ マルコ・グスマン・ロメロ:私はぜひ再度、VDGの研修に参加して、指導者たちに語りかける機会を頂きたいです。今年は私の担当区域内で4か国を訪問する機会を得て、若手会員の働きぶりや、ライオンズの皆さんが彼らをどうサポートしているかを視察しました。私は、将来VDGとなる方たちと、この情報を共有したいです。その方たちにもわれわれの奉仕が世に貢献していることの価値を感じていただけると思うからです。また、私の地域で発見したニーズを、レオや若手ライオンズの方針に関して議論されるグローバルな集会で共有したいです。こうすることで、若手ライオンズ会員との関係が大幅に改善されて、このグループの会員維持にプラスの影響が出ると思うからです。 

レオ カロライン・フェレイラ:私の目標はレオ顧問になることで、所属クラブ、そして所属地区で優れた会長になる日が来ることを楽しみにしています。今回の経験は、この素晴らしい運動がどれほどの勢いで広がっているかを私に気づかせてくれました。世界中に友人ができてネットワークを構築することもできましたし、私の大好きな活動に携わり、レオとして活動することが私にとってどれほど大切かをアピールする機会にもなりました。今回私はライオンズの大会に出席し、VDGの研修会にも参加しました。こうした経験が全て、私が優れたリーダーとなるために役立つでしょう。


私たちの奉仕の原動力となるのは、レオやライオンズ若手会員の親切心と思いやりです。ライオンズとレオとの関係を維持することは、私たちの奉仕の道のりにおいて非常に大切なことです。皆で知識、アイデア、時間、情熱を共有して奉仕に当たれば、私たちは、より多くのことが達成できます。あなたの地域でも、リーダーシップの育成とレオや若手ライオンズとのコラボレーションの機会を持つことを考えてみませんか。

レオクラブ結成チャレンジまたは若手会員チャレンジを今すぐに実行しましょう。進路を定めましょう。ライオンズクラブのアワードを受賞しましょう。 

ライオン ミシェル・アンダーソンは、ライオンズクラブ国際協会のオメガ・レオ・スペシャリストで、ウィンディシティ・ライオンズクラブに所属しています。