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ウクライナに寄り添ってくださるライオンズの皆様へ:キーウ・ライオンズクラブからの感謝の気持ち

ライオン ナタリー・コヴァル 2022 年 04 月 27 日

2月24日、午前5時のことです。爆発音が5回響き、ロシアのウクライナ侵攻が始まりました。大きなストレスと恐怖を感じた私は、自分たちの命を守ると同時に、ウクライナの人々を助けたいという思いから、3人の子どもを連れて翌日キーウを出発しました。夫はキーウに残りました。彼には従軍経験がありませんが、招集がかかれば領土防衛隊に加わるつもりでいます。

朝目覚めて太陽の光を浴びる日がまた来ることを夢見ていますが、今のところ実現していません。

私はいつもニュースをチェックしています。

キーウに残った人たちの話を聞いて以来、私はその人たちのほとんどが首都を離れたり、国外に移住したりするのを手助けしています。.

戦車が住宅地を狙い撃ちし、一般市民の車や子どもの遊び場を轢きつぶしています。地下鉄の駅は防空壕の役割を果たし、動物、子ども、あらゆる年齢の人々がそこに避難し、その状態が長期化しつつあります。大きな交差点にはすべて検問所が設けられ、人々は首都を守っています。キーウ近郊の橋がいくつか爆破されました。ロシア軍の戦車をキーウに入れないためです。夜間外出禁止令の合間には、キーウの町中で車の大渋滞が起こっています。死から逃れようと、人々が家を後にして、生き延びるために最善を尽くしているのです。非常に高価になったガソリンを求めて並ぶ車の列が何キロメートルも続いていますが、誰もが命がけなので不平を言う人はいません。

あとは皆さんが毎日テレビでご覧になっているとおりです。残念なことに、これは今やウクライナ人にとって日常的な悪夢となっています。朝目覚めて太陽の光を浴びる日がまた来ることを夢見ていますが、今のところ実現していません。

WhatsAppとFacebookでライオンズはつながり、行動を起こす

この戦争が始まった日以降、友人、顧客、ライオンズクラブの会員から、今はどうしているのか、どうすれば支援できるのかというお気遣いのメッセージをずっと頂いています。私はWhatsAppグループで彼らとつながり、本当の情報を伝え、資金調達活動を頻繁に行い、ウクライナの人々への支援に関するニュースを拡散しています。この奉仕が今は、私の生活の方向が以前と大きく変わることのないように支えてくれているように思います。

ここで私たちは改めて、次に挙げるライオンズとライオンズクラブ(以下敬称略)に心から感謝の意を表したいと思います。レオナルドをはじめとするリヴォルノのライオンズ、英国ケント州のライオンズクラブ所属のエレノア・パーマー・ダートフォード、124地区(ルーマニア)、ポルトガルのライオンズ、108-Ib2w地区(イタリア)、ライオンズクラブ・ガルファニャーニャ、食料収集キャンペーンを特別に開催した、キプロスのライオンズクラブ・ラルナカのジョージ・ラコトリピス会長、ウェックスフォード・ライオンズクラブ、ポントレーモリ=ルニジャーナ・ライオンズクラブ。ポーランドのライオンズは、121地区(ポーランド)のハンナ・ソビエク副地区ガバナーが積極的に関与して、国外に逃れた幸運な難民を快く支援してくださっています。

キプロス、アイルランド、ヘルシンキ、フィンランド、インド、アメリカ、ブラジル、カナダといった各地のライオンズから、資金調達キャンペーンやLCIFへの寄付、また121地区(ポーランド)への直接寄付について、報告を頂いています。

ライオンズクラブ・ポツダムのベルント・ヒルデブラントとライオンズクラブ・ヘッセンのウリは、ドイツのそれぞれの本拠地で難民の家族を受け入れる用意があると申し出てくれました。カナダのエドモントンのライオンズは、現地に到着した避難民のための宿泊施設を探しています。

WhatsAppグループのおかげで私たちは、ドイツにある複数のライオンズクラブ、111地区のスートハーツおよびアルタース・シュロース・シュトゥットガルトと連携し、共同で資金獲得活動を展開し、医療品を調達してクラクフの倉庫に届けています。 こうすることでキーウ・ライオンズクラブが指定した病院に直接配送できる仕組みを整えたからです。

リヴォルノ・ライオンズクラブのレオナルドは、ウクライナ難民を支援するために2,000ユーロを調達しましたが、さらなる資金獲得活動として4月にイリュージョニストのショーを開催することを発表しています。

またSM 111地区のゲッピンゲン・ライオンズクラブの熱心なライオンズが多額の寄付を行い、続いてドイツのヴァイブリンゲンのライオンズクラブ会長ユルゲン・カッセルは、ドイツライオンズの財団である「フランクフルター・フォルクスバンク」に2万ユーロを寄付して、 キーウ・ライオンズクラブが指定するウクライナの病院への医薬品配送に協力してくれたという報告も頂いています。

人道支援物資を積んだトラックと3人のボランティアの写真

チャリティ・サポーターであり、ウクライナが大好きだというオランダのアーシーが、大量の食料や衣類を集めて寄付してくださったこと、またライオンズクラブ・シュローベンハウゼン・アイカッハのステファン・シュルテスが医薬品の調達に加わってくださったことに、特に感謝します。

また、先述のFacebookページに私たちが必要な医薬品を集めたいという趣旨で投稿したところ、英国ハンプシャー州のマルゴザタ&リチャード・マイヤーズ夫妻が注目してくださいました。夫妻はお仕事で培った人脈をたどって2台の車両を購入し、移動式医療救護施設として改造したうえで私たちに寄贈してくださいました。医療器具や物資も積み込んで寄贈してくださったので、前線での防衛に大いに役立っています。

移動式医療救護施設として改造され、医療器具や物資を搭載した2台の車両。

3月17日、アンディ・デ・シッパーはオランダのライオンズが集めた約35,000ユーロ相当の人道支援物資の最初の積荷を届けました。キーウ・ライオンズクラブのピエール・スレイマン会長は現在、ライオン スチュワート・マッケンジーの好意により提供されたクラクフ近郊のレアキロ倉庫で、人道支援物資の受け取りと配布を円滑に行うための管理をしています。キーウ・ライオンズクラブの他の会員は、ウクライナ国内の避難民への医薬品や食料品の提供、病院への連絡、必要な医薬品のリストの作成、募金活動などを行い、ライオン ピエールの運営を支援しています。ライオンズクラブの皆さんには、私たちが直接避難民に渡すことができる医薬品、食料、救命物資を引き続き送っていただくようにお願いします。

こうした活動に関わってくださったライオンズの皆さん全員に、本当に感謝しています。私たちにとって、皆さんの気高い行いは決して忘れられないもので、長く語り継いでいくことでしょう。皆さんのお人柄が現れています。

ウクライナ国旗の下に隠れる子どもの絵を壁に描いている男性

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ライオン ナタリー・コヴァルは、キーウ・ライオンズクラブの幹事です。

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