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想像を絶する道のり — 小児がんと闘う家族を支援

シェルビー・ワシントン 2024 年 02 月 15 日

世界保健機関によると、毎日1,000人以上の子どもたちががんと診断されています。小児がんは治療できる可能性がある一方で、多くの場合、その結果はその子が適切なリソースと医療を受けられるかどうかに左右され、家族にとっては大変辛い道のりとなります。

がんは多くの子どもとその家族に影響を与えるため、世界各地のライオンズがこの困難な道のりに直面する家族を支援する独自の方法を見出しています。ブラジルのリベイラン・プレトのライオンズは、さらに多くの人々の役に立てるよう、小児がん患者支援グループ(GACC)の拡大を支援することを決定しました。GACCは、クリアンカ病院でがん治療を受ける子どもたちのための宿泊所を提供する非営利組織です。このサポート施設は一度に最大15人の子どもたちに対応することができ、年間平均250人の子どもたちのために役立っています。

小児がん支援宿泊施設での子どもたちとボランティア

LC6地区のライオンズは、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)からの小児がん交付金80,602ドルを拡大事業に活用しています。リベイラン・カンポス・エリシオス・ライオンズクラブとリベイラン・プレト・イピランガ・ライオンズクラブが直接関与しました。事業が始まる前は、入院中の子どもに付き添い、サポート施設を利用できる家族は1人だけでした。ライオンズは、こうした大変なときに家族全員が辛い思いをしている間、闘病中の子どもが家族の他のメンバーからもサポートを得られるようにしたいと考えました。子どもが最期を迎えようとしている場合は、家族が一緒に暮らし、残された貴重な時間をできる限り長く過ごせる機会を作ることの重要性も認識しました。

小児がん支援宿泊施設での子どもたちとボランティア

ライオンズは、バルコニー、居間、パントリー、教室、従業員用の外付けバスルームを含む共有スペースのほか、各2台のベッドを備えた3つのスイートルームと、スイートルームごとに1つのバスルームを備えた施設の建設に取り組んでいます。この新しい施設により、年間にさらに27人の小児がん患者と27人の付き添い人が利用できるようになります。

ライオンズは事業での活動にとどまらず、小児がん、小児がんが家族に与える影響、そしてこのような不幸な状況においてライオンズの支援がどのように役立っているかについての認識を高めるための広報活動も行いました。地元の報道機関やソーシャルメディアを通じてのライオンズの広報活動は、ライオンズと手を組んで困っている人々を助けるよう地域の人々を刺激する素晴らしい方法となり、ライオンズはいっそう認識を広めるためにさらなる計画を立てました。

ライオンズとレオは、インパクトの強いこのような奉仕活動やLCIF交付金の支援を通じて、小児がんに苦しむ子どもたちや家族のニーズに対応しています。がんに苦しむ子どもだけでなくその家族にとっても困難な道のりですが、ライオンズは希望と力を提供しています。GACCの拡大により、より多くの家族が一緒にがんに立ち向かうことができるようになるでしょう。

LCIFがどのように小児がんとの闘いを支援し、この悲痛な病気と闘っている家族に希望をもたらしているか、詳細をご覧ください。


シェルビー・ワシントンはライオンズクラブ国際財団(LCIF)のコンテンツスペシャリストです。