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小さなデスクが大きな違いを生む

ジョーン・ケアリー 2021 年 06 月 10 日

マサチューセッツ州アガワムのライオンズが、自宅からリモート授業をする生徒のために 20 の机を設置する資金を承認したとき、慎重な会員たちは、これほど多くの机を配ることができるかどうか疑問に思いました。

しかし、経験豊富なライオンでさえ、優れた奉仕プロジェクトの力を過小評価してしまうことがあります。

このプロジェクトはまた、私たちのクラブが特に青少年のために何をしているのかについて地域に知らせるPRにもつながりました。

それが2020年12月8日のことでした。3カ月後、組み立てられて子供たちに届けられた机の数は231個にのぼり、ライオンズの「無料学生机プログラム」は成功裏に終了しました。

Agawam Small Desks 1

「需要には本当に驚かされました」。自宅に作業所があったばかりに図らずもプロジェクト・リーダー兼スポークスマンになったL. ディック・レニエーはそう語ります。「パンドラの箱を開けてしまいましたね」。

12月の例会の後、L. レニエーの娘、L. シェリル・テラマグラが、クラブの新しいプロジェクトを Facebook ページに投稿し、遠隔学習用の机が必要な子供がいるかどうかを尋ねました。翌朝までに、彼女には157 件のリクエストが届いていました。

L.レニエーは、松と合板でできた机を作るために、木工所で1日8時間を費やし始めました。

Agawam Small Desks 2

影響を受けたライオンズ内外の人たちも同じことをし始め、新型コロナウイルスの集会制限の下で、作業所で一人で何時間も過ごしました。この机がなければ、キッチンテーブルや、コーヒーテーブル、ベッド、または床の上で勉強しなくてはいけない子供たちを助けていると確信しながら。

「私たちはこのプロジェクトにとてもやりがいを感じています」とL.レニエーは言います。「リモート授業やハイブリッド授業を行っている生徒たちに、大変喜ばれました。先生や保護者からのフィードバックから、私たちの机が多くの生徒にとって、時として混乱を極める学習体験に、革命をもたらしたということは明らかです。この変化は、本当に苦しんでいた一部の人にとっては劇的なものでした。

アガワムのライオンズは、カリフォルニアに引っ越し、そこでオーバーン・ホスト・ライオンが子供たちのために机を作っているのをテレビで見た元会員から机のアイデアをもらいました。彼女がそのニュースを古巣のクラブと共有したのです。イリノイ州クリートのクラブ会長であるL. マイク・ハーケンジョスもこのニュースを見て、自分の作業所で机を作って地域を支援することにしました。ライオンズの仲間や会員以外の友人たちの助けを借りて、地元の学童用に50個の机を作りました。

Agawam Small Desks 3

オンラインでつながったL. ハーケンジョスとL. レニエーは、デザインのアイデアを交換し、アガワムのL. フランク・テラマグラがそのデザインを最適化して、作る人が 4×8インチの合板 1 枚と2x4の合板5枚から4 つの机を無駄なく使用できるようにしました。設計図は現在、アガワム・ライオンズとクリート・ライオンズの Facebook ページに掲載されています。

労働は無償でしたが、材料は無料ではありません。「アガワム・ライオンズは、多くの民間寄付者から財政的支援を受け、また木材のコストをまかなうためにホーム・デポから3,800米ドルの寄付を受けました」と、L. レニエーはプロジェクトにコミュニティを参加させることの重要性を強調します。

クリートの幼稚園教諭、シンディ・ヤベルスキも、同じように地域社会の支援が必要だと感じています。クリート小学校で 30 年間教師をしている彼女は、家族がパンデミックに苦しんでいるのを見ており、6 人以上の生徒が喜んで机を受け取ったと言います。子供たちだけでなく、両親や祖父母も感謝していました。ある女性が世話していた6人の孫は、一人ひとりが勉強できる静かな場所を必要としていました。

「これは素晴らしいアイデアで、どんどん大きくなっています」とヤベルスキ教諭は語っています。「本当に重要な事業です。」

アガワムのL. レニエーは、クラブ会員がこのプロジェクトに非常に感銘を受け、現在、子供とその家族だけに焦点を当てた地区初の支部クラブを設立しようとしていると言います。

「ライオンズに参加して、コミュニティ、特に子どもたちにより良いサービスを提供したいと願う多くの新会員を迎える予定です」とL. レニエーは話します。

「机プロジェクトが成功し、新たな地域のニーズに目が向いた今、私たちはとてもワクワクしています。このすべてがどこに向かっているのかはわかりませんが、順調なことは確かです!」

あなたのクラブが 安全に奉仕するために実践している方法を教えてください。ハッシュタグ「#WeServe」を付けて、あなたのストーリーをソーシャルメディアに投稿し、地元のコミュニティを支援するための奉仕を続けている、世界中の他のライオンズ会員を励ましましょう。


ジョーン・ケアリーはライオン誌の編集補佐です。

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