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キャンプ・スイート・ライフの拡大へ:1型糖尿病青少年キャンプ

シェルビー・ワシントン 2024 年 10 月 15 日

ミネソタ州南部の美しい木々と輝く湖に囲まれた、のどかなこの土地で行われているキャンプ・スイート・ライフでは、カウンセラーたちが1型糖尿病を患っている子供たちに伝えている力強いメッセージが響きます。 子供の時から糖尿病と共存することは困難を伴います。常に血糖値を監視する責任の重さは、若い人たちにとっては重すぎると感じることもあるでしょう。アナ・ウィッケンハウザー元地区ガバナー(PDG)は、このように述べています。「私は15歳の時に1型糖尿病と診断され、私の世界は終わったと思いました。」

私はこのプログラムを信じています。なぜならこのプログラムによって子供たちは自己管理の方法を学び、責任感を育むことができるからです。

キャンプ・スイート・ライフは4泊5日で行われる、8歳から15歳までの1型糖尿病を持つ児童を対象としたキャンプで、5歳から7歳までの子供達には日帰りキャンプというオプションもあります。認証された糖尿病医療キャンプの目的は、1型糖尿病を持つ子供たちとその家族に学習と交流の楽しい機会を提供することによって、彼らの生活を変えることです。このキャンプでは、1型糖尿病を持つ子供たちのための軽食付きの休憩、栄養に関する教育、血糖値の確認、インスリン管理、そして互いに繋がりを作る機会などがあります。ウィッケンハウザーPDGは、このように語ります。「私はこのプログラムを信じています。なぜならこのプログラムによって子供たちは自己管理の方法を学び、責任感を育むことができるからです。」

キャンプを楽しむ子供たち

キャンプは2010年に設立され、10年の間に参加者が311%増えたため施設が手狭になりました。2019年に、キャンプ・スイート・ライフは新しい場所を開設し、より多くの子供たちが参加できるようにし、参加者とその家族への支援、サービス、そして教育の質と範囲を改善しました。キャンプ参加者やキャンプへの関心が高まるにつれてスタッフが増員され、カウンセラーや研修中のカウンセラー向けのプログラムが拡大しました。5M-2地区のライオンズはキャンプの拡大や強化を支援することが重要だと認識し、交付金を申請することにしました。

キャンプを楽しむ子供たち

2019年、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)は糖尿病交付金37,500ドルをライオンズに提供しました。LCIF交付金は医療品の購入やカウンセラーの研修、またプログラムの経費に使用されました。キャンプ・スイート・ライフ理事長のティモシー・エマースはこのように述べています。「LCIF交付金は驚異的でした。LCIFの協力がなければこのような拡充はなかったでしょう。さらに、ライオンズはボランティアで設営や登録、またキャンプ期間中の他のアクティビティを手伝ってくれました。

現在、より多くの参加者が加わり、糖尿病やその監視また薬について、そして年齢に応じた食事や日常での身体活動を含む糖尿病管理についての教育を受けることができるようになりました。学習の機会に加えて、参加者はキャンプで交流を持ち、ピアサポートを得るネットワークを作ることができます。

ティモシーには1型糖尿病を持つ娘が2人います。「私の娘の1人はキャンプ・スイート・ライフで出会った友達と1年間にわたり今も連絡を取り続けています。」とティモシーは言います。キャンプのアクティビティにはキャンプファイヤーや水遊び、美術や工作、アーチェリー、自然探索、グループでのゲーム、そしてSTEMアクティビティがあります。スタッフの1人は夢中になってこのように語ります。「子供たちが自信をもって成長していくのを見るのは素晴らしいことです。彼らが新しい友達を作って糖尿病について互いに分かち合うのを見ると感動します。」

LCIF糖尿病交付金は、青少年を対象とした糖尿病キャンプやリトリート、総合的なフォローアップ治療計画を伴う糖尿病スクリーニング検査、既存の糖尿病ケア施設のインフラ整備や設備取得、専門家や糖尿病に関する地域社会の意識啓発に携わる人たちの研修をサポートします。糖尿病交付金から詳細をご覧ください。


シェルビー・ワシントンは、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)のコンテンツスペシャリストです。