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LCIFとUNODC、証拠に基づく薬物乱用防止教育に関する共同プレゼンテーションを実施

アリエル・ディクソン

LCIF and UNODC Lead a Joint Presentation on Evidence-based Drug Prevention Education

2020年3月、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)と国際連合薬物犯罪事務所(UNODC)は第63回麻薬委員会会議で、「学校を基盤とする効果的な防止戦略:UNODC-LCIFグローバル・パートナーシップ」と題する共同行事を開催しました。この行事は、UNODCとLCIFの協力の結果ライオンズクエスト事業により実現された薬物需要削減への効果的な取り組みをPRする舞台となりました。

ライオンズクエスト・プログラムは、青少年の心理社会的学習スキルを養うことで、薬物の使用を防ぎ、および/または手を染める年齢を遅らせています。

ライオンズクエスト・プログラムは、青少年の心理社会的学習スキルを養うことで、薬物の使用を防ぎ、および/または手を染める年齢を遅らせています。ライオンズクエストは世界中で厳密な観察と評価を受けており、南東ヨーロッパではその実施が特に断るスキルの向上、物質使用の全体的な減少、使用意思の低下に関して生徒に効果を及ぼすことが明らかになっています。南東ヨーロッパで効果が得られたことを受けて、プログラムはクロアチア、グアテマラ、エルサルバドル、コートジボワールに拡大されました。これらの国々では、LCIFとUNODCが教師を対象とする能力開発ワークショップを手配し、選ばれた学校にプログラムのカリキュラムが適切に普及するようにしました。

行事にはクロアチアのライオンズクエスト認定講師1名が参加し、自身の経験に関する発表を行いました。彼女は証拠に基づく防止戦略を活用することの重要性を強調し、ライオンズクエストの付加価値を称えました。また、ライオンズクエストのカリキュラムについて、「思いやりと能力のある献身的な社会人になるために子どもたちが必要とする有意義な体験、機会、関係の構築を支援することにより、子どもたちと家族がその変化する世界に対応できるようにするもの」と説明しました。

講師はさらに、「基本的なライフスキル、人格形成、行動障害の予防、教室での人間関係を中心とする学習に重点を置くことで、ライオンズクエストは青少年に利益をもたらす」とも指摘しました。そして、クロアチアにおけるパイロット試験に関する現在と今後の実施計画を概説することで、その発表を終えました。詳細については、この行事について取り上げたUNODCのウェブサイト:「UNODCとLCIF、学校を基盤とする防止戦略を通して薬物需要削減を推進(www.unodc.org/southeasterneurope、Milos StojanovicおよびDiane Sahakian)」をご覧ください。

LCIFとUNODCはその共同事業の一環として過去5年にわたり、麻薬委員会の年次会議でライオンズクエスト事業に関するプレゼンテーションの機会を設けてきました。この行事は、優れた実践として証拠に基づく介入を推進し、LCIFとUNODCのパートナーシップをさらに強化するための共同努力に基づくものです。参加者は90人を超え、薬物需要削減の分野で協力を高める方法と、取り組みを続けることの重要性に関する討論によって幕を閉じました。

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アリエル・ディクソンは、アフリカ、ヨーロッパ、中東、南アジアでのライオンズクエスト・プログラムに関するライオンズクラブ国際財団の地域担当スペシャリストです。